液晶ディスプレイにパネルについて
SONYのノートPCを購入すると、以上の文がかかれた注意メモが添付されています。 液晶はドットの色抜けや欠損がある程度存在することを購入時に覚悟しなければなりません。買ってみなければわからない、ということです。しかしそれは非常にリスクを伴います。なぜならば、電源を入れて、色テストをしてみないとどれくらいのドットが抜けているのかわからないのですから。 1998.12.18 この点何?
「液晶ディスプレイの欠陥が技術上の問題だというチラシは、買ってからじゃないと見れないじゃないか?変じゃないか?」と聞くと、「パンフレットにも書いてあります。」という答えだけが即座に返ってきた。おい。それは消費者が無知だと言ってるのと一緒だぞ。頭に血が上ってきそうになったので、頭を冷すために電話をきる。担当の名前を聞き直すべきだった・・・。
要するにクレームともいう。
SONYへのクリスマスプレゼントになってしまったのだ・・・。
で、「ドット抜けが増えていくし、キラキラ青赤に光る」症状を再度言うと、一旦電話を切って内部で検討するとのこと。再び電話がかかってきた。それは故障なので日通航の宅急便で新品を明日送るとのこと。え? 一瞬で理解しました。私はただのモノネダリの個人消費者の烙印を押されたのです。もともとクレームFAXは逃げ道が無い文を書きました。交換しないのは納得がいかないから、生産仕様を教えなさい。ホームページで公開するから。という趣旨で。しかし今回、あえてFAXに書いた以上の故障状況を主張することによって、SONY側の譲歩を引き出し、暗に交換を要求するような状況を作り出してしまったのです。問題の解決には双方の譲歩が必要ですが、私はこの場合、交換さえしてくれれば問題解決になるという恥も外聞も無い行為をしてみせたのです。 いや、冷静に考えると実はただの故障で、いろいろ調べた自分の行動自体が無駄足だったのかもしれません。それに交換してくれれば、私はとりあえずハッピーになれるし、傷は比較的浅く済みます。SONY側の交換の決断は最善では無くともベターな策であると思います。 ところが、これだけでは済まなかったのです・・・
電源を入れ、OEMコードを入れるといつものwindows画面がでてきたのでまず気になるドット抜けチェック。これで抜けてたらさすがに凄いな、と思ってみてみると、 ・・・またドット抜けてる!(真ん中上。赤色ばばーん白色ばばーん) いくらなんでもそういうのアリ?そんなに技術の限界をアピールしたいの?
1.バッテリパックをはずしパワーを入れる 2.画面が固まるまでほおっておく 3.本体裏の小さい穴に細い棒をえいっと差す>パワーが切れる 4.電源をはずし、20〜30分放置する 5.電源を接続しパワーを入れ、F2キーをたんたんたたく 6.BIOS画面が出たら、EXITメニューを選び、Default Valueを選ぶ 7.SAVE(change)を選ぶ これでなんとかなるらしい。本当なのだろうか。試したところ、なんとキーが復活し、OSがきちんと立ち上がるようになった!しかし、依然「ぴぴぴぴぴ」は鳴り続けるし、windows98が立ち上がる前には「コマンドまたはファイル名がみつかりません」という画面が出るようになった。前のVAIOはそんなことはおきなかったが・・・。
結局VAIOカスタマー登録は仮登録だけで、それ以上は行いませんでした。保証期間は3ヶ月ということになってしまったので、もう保証期間外というわけで、致命的に壊れた場合有償修理となりますが、修理はしないで他メーカの製品を買うことにしました。 前評判のいいメーカーのものをきっちりと買うことが、こういったトラブル防止のためには重要だと感じたからです。 ちなみに、ぴぴぴなり続け事件は、どうもバッテリパックと本体の接触不良が原因。ちょっと本体が歪んでいるのが原因なので、押さえつけて電源をいれればあとは普通に使えます。 SONY製品は必ず保証期間を切れたときに故障するように作られているというウワサについてですが、全くそんなことは無いと思います。ホームページの掲示板などにもよく似た投稿を見かけるのですが、壊れた製品について、メーカーが責任を負わないということを拡大解釈した根拠に乏しい中傷行為だと思いますので認識を改めましょう。問題なのは、壊れていた場合のSONY企業としての対応があまりにも消費者をびっくりさせるということだけです。 以前、弁護士の方からメールをいただいたときの受け売りなのですが、毎日のようにVAIOのコマーシャルがTVでやっていますが、こういった直接的な収益拡大CMや宣伝広告に多額の投資をするわりにせっかく買ってくれた消費者への対応があまりにも稚拙なのは企業倫理に反し、決して誉められるものではないと思いますね・・・。
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