Dual化プロジェクト
安く・早く・安全に
PentiumII (SL2HD kramathコア)
+ MSI MS6120N (v1.6)レポート

※激しく直リンクしていますが、出展でそれぞれのトップページへリンクします。おすすめです。

● kramathとの出会い (いまさらですかッ!?)
PC Parts Shop MAXにて、PentiumII 233MHzが1個7,000円。クーラー付き。クロックアップ素人の筆者でも、PentiumIIがクロックアップ対象となっていることぐらいは知っている。
幸い私の周りには熱いクロックアッパーが多いので、これはお買い得かどうか聞いてみた。すると、「SSPECを問い合わせてみるといい」とのアドバイスをいただいた。問い合わせてみるとSSpecは一緒でSL2HDだそうな。とりあえず2個買ってしまいました・・・SL2HDは初代くらますというらしい。Σ( ̄△ ̄;)。2.8V時代、c1配線0.35μのコアだそうである。PCパーツショップのFさま。ご協力ありがとうございます。_o_

● SSPECって何? Σ( ̄△ ̄;) 横文字キライ・・・
SSPECとは、こんな感じのもの(→じゅんけの館さまらしいです。このSSPECによって、クロックアップ耐性の基本体力が決定するそうです。CoreSteppingが新しいものほど技術が良く、(=強い)値も張ります。また、同SSPECで、同時期に出荷されたもの(同ロット)の中には、半導体結晶の一番いい位置のものと、悪い位置(はしっこの方?)のがあったりなので、製造週は違うけど実はロットが一緒だからといって、いいものがあたるわけではないようです。
表をじっくり見ると誰でも気づくのですが、PentiumII 266MHz (SL2W7)と、PentiumII 400MHz (SL357)が、同core、同技術で作られていることがわかります。動作周波数が違うだけで、中身は一緒ということなので、SL2W7は、400MHzで動いて不思議ではない、ということのようです。なんとも理にかなってる!つまり、Pentium II 266を買えば、400を買うより安く同じものを手にいれられるということなのです!!Σ( ̄△ ̄;)知らなかったッ

● 292MHzが設定の限界なんすけど? Σ( ̄△ ̄;)
PentiumII 233、266 、300、333は動作周波数66MHzですが、マザーがFSB可変であれば83.3MHzで駆動させることができます。倍率固定もしくは低倍率でなければ動作しないので、233MHzだと、MAXは 83.3 * 3.5なので、=292 MHzとなってしまいます。で!筆者のなけなしの知識では、440BXチップセットののっているマザーボードではFSB100MHz出せるはずなのに、なぜ100MHzで動作しないのだろう?と疑問におもっていました。そこで再びクロックアップに詳しい先輩に聞いてみました。

● B21にマニュキュアせよッ!? Σ( ̄△ ̄;) ナニィ
PentiumII 233、266 、300、333を扱うマザーボードは、このB21端子(→牛乳倶楽部を利用し、そのCPUがFSB100で動くのか、それ以外なのかという判断をしているそうです。ちなみに、PentiumIIの端子の数は A面121pin B面121pinもあります。このうち、一個だけを絶縁すればFSB100以上の道が開かれる…。で、肝心の絶縁用の媒体ですが、セロハンテープ派、基盤からパターン取っちゃう派、そしてマニキュア派が居るそうです。マニキュアにもいいのと悪いのがあったりして、吟味Σ( ̄△ ̄;)が難しいそうです。今回はお手軽なテープをはっつけてみました。

● Dual PentiumII 350MHzできた(あっさり) Σ( ̄△ ̄;)
気温33度を記録した札幌。そのクーラー無しの部屋の中で、FSB100MHz * 3.5の350MHz * 2発でさっくり駆動。RC5crackingの最中、30分で熱暴走しました。がーん。(←さっくり駆動画面)

● 最適で安定な設定を求めて <(ToT)>
FSB6666.87583.3100103100103112133.3
倍率x3.5x3.0
CPU231233262292350361300309336400
動作状況
温度CPU 1404244465758515250??
温度CPU 2414345475555505151??
◎ ばっちり。
○ 動作不安定
△ OS立ち上がらず。
X 画面でず(^^;)

50度が運命の分かれ目。
FAN一個で
 なんとかなりそう。




秘密兵器TANI-FAN

フレーム曲げ
空調調整 [ 99/8/23更新 ]
フラットケーブルの向きとFANの流量を調整して、排気を一系統、吸気2系統を画策。前面のケースFANは流入するとまずHDD2基を直撃し、FDDフラットケーブルの空洞をCPU2と440チップセットの真上を通過、最上段のIDEフラットケーブルの切り替えしにぶつかり、そのまま電源ユニットへ。
そして、秘密兵器TANI-FANによってカードスロットより流入した空気は、SCSIケーブルによって微妙に方向をまげられ、CPU2の背面とCPU1のヒートシンクの間をすりぬけ電源ユニットへ。
これによって、電源ユニットの排気能力は通常よりもより多くを必要とされるため、排出面の金属板を全て風に向かって縦に曲げ、流速をかせぐ。
これによる副産物として、電源FANの若干の音量低下が認められた。
そしてついに待望の361MHz駆動に成功!。RC5Clackingで1.82Mkey/secをたたき出す。(室温24度)

● ちょっと重要
●MS6120Nは、チップセットの真上に2個目のCPUがかぶさります。これが意外と熱く、片方のCPUだけ数度熱くなります。ここが冷却の際の一つのポイントになりそうです。また、電源部に近いため、ケーブル類がフィンに接触ぎみなので、まとめて空調がよくなるようにしたいです。
●ケースは前回の失敗を生かし横開き電源横置き250Wを新調しました。このクラスで9,800円。小物がたくさんおまけで付いてきており、ケースファン、ATX電源には珍しい(?)サービスコンセントはうれしいです。5インチベイ3、3.5インチベイ4というのもうれしい。けっこうお気に入りのケースです。札幌では1店でしか売っていません。
●なんといってもMS6120Nのウリは、CPUの倍率スイッチが、拡張スロットからケースを開かずに操作できる点ですね(^^)分解せずに、倍率をかえられるので、暑い日はx3.0、さむければx3.5とあそべそうです。BIOSで変えたいところですが・・・。なお、5倍以上の設定はMSI公認サイトにあります。逆に、2.5倍といった低倍率も当然あります。FSBが高すぎてBIOSが立ち上がらない場合でも低倍率に変えてなんとかなります。
●最新BIOSはV1.6でPentiumIIIに対応しています。AMI BIOSなPCは始めてさわったのでちょっとうれしいです。6120出荷時はv1.0です。
●Celeron用ライザーカード v1.1がおまけで2枚入っており(!)すぐにDualceleronなマシンを組むことができす。対抗のBP6の性能の方はどうなんでしょ〜。FUKU氏(赤Freeway + Celeron300A Dual 450MHzでは、RC5を 2.4Mkey/secをたたき出すとの情報!!  Σ( ̄△ ̄;)はうッ

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